外に出るとこの時期のちょっとしたご褒美である、金木犀の香りがどこからかします。肌寒い風と、どこか懐かしい香りが、もう1年が過ぎたなぁ~といつも哀愁を感じます。
どこからにおってくるのかなと探すも金木犀が見つからないこともしばしば。改良した品種とはいえ、すごい匂いの力です。もとはギンモクセイからですが、私もギンモクセイは数回しか見たことがありません。
ところで、金木犀が植えてあるところって、大概なんか微妙なところに植えていることが多いような気がします。家と家の間とか、庭の隅っこで陰になってるところとか、じめっとしていたり、カマドウマが出そうな場所であったり。なんでしょうかね。匂いはいいのに、場所がこんななので、あまり近づきたくないことが多いです。
金木犀で秋を私は感じますが、金木犀よりも食欲の秋のほうがメジャーですね。そのせいか、異物を食べて来院される方が多めです。 もし、異物を食べてしまった場合の注意点はいっぱいあるのですが、私たちが困るのは異物を食べた後に、さらに食事をとらすケースです。 これ、やめてください。
これするとどうもこうも行かなくなります。検査で異物をチェックできなくなることが多いし、さらに内視鏡の難易度が格段に跳ね上がります。食べたらできるだけ早めにご相談されて下さい。薬物以外は食べて最低でも3時間位は胃の中に異物がありますので、内視鏡や催吐処置で何とか出来ることも多いです。 異物を食べる動物は死ぬまでそれをし続けることがほとんどですので、注意されてください。
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